アトラスコプコ社スクリューコンプレッサーのオイル規定量と確認方法について知りたい方へ

工場でアトラスコプコ社製のエアーコンプレッサーを使用していて、適正なオイル給油量が分からない。油面計からオイル量が判断し辛く困っている。どこでオイルを買うことが出来るのか知りたい。と考えていませんか?

本記事では、下記の内容を解説します。(2021年8月3日更新)

私はコンプレッサーの修理屋の大西たけしです。福岡県を拠点に日々修理やメンテナンス、オーバーホールをしています。

そもそもエアーコンプレッサーのオイルには、どんな役割があるの!?

1.金属接触の防止
コンプレッサーオイルによってできる潤滑油膜がピストンやシリンダーの摩擦を防ぐ役割があり、金属接触を防止することによって、かじりつきやロックを防止します。

2.圧縮熱を取る介在物としての役割

コンプレッサーオイルは、上記2点の機能・役割があります。

アトラスコプコ社で採用されている油面計ってどんな形状?他社との違いについて

国産のスクリューコンプレッサーメーカーとアトラスコプコ社で採用されている油面計の形状は、見た目にも大きな違いがあります。先ずは画像にてご確認ください。

コンプレッサーメーカー各社はアクリル製の縦長タイプが一般的に採用されています。視認性も高く油量も一目瞭然です。対して、アトラスコプコ社の油面計はフロート式のねじ込みタイプです。コンプレッサ修理屋のプロでも、視認性という点では国産メーカーに軍配があがるように感じます。

適正油量は?

国産スクリューコンプレッサーのオイル量の確認方法は、コンプレッサー運転中に油面計上下の朱線間にオイルが入っていればOKなのに対し、アトラスコプコ社コンプレッサーは、フロート式油面計です。運転中に「赤・緑・橙色」の「緑色」に入っていればOKですが、針が触れてよく分からないとのご指摘をいただきます。そこで、最も確実な適正油量の確認方法についてご紹介いたします。

アトラスコプコ社の油量の確認方法とその手順について

アトラスコプコ社のスクリューコンプレッサーの場合は、お客様で油量を確認される場合に2つ注意点がありますので、そちらから記載します。

給油プラグを緩める前に確認すべき2点の項目

エアーコンプレッサーのメーンブレーカをOFFにする
誤ってコンプレッサーを始動させないために、確実にメーンブレーカを切ってください。
エアーコンプレッサーに残っている残圧を必ず排出ください。
オイル交換時に、エアーコンプレッサー内に圧力が残ったまま給油口を開けてしまうと、オイルの吹き出す可能性があります。注入プラグを緩めて “シュー” という音がある場合は、しばらくその状態のままにしておき、 “シュー” という音が無くなったことを確認した上で給油プラグを開放ください。

給油プラグは左回りに緩めてください。

適正油量について

アトラスコプコ社のスクリューコンプレッサー適正油量は、給油口(セパレータタンク)からオイルが溢れるか溢れないかのギリギリのレベルです。言葉では伝わり辛いと思いましたので、動画でもご案内いたします。よかったらご確認ください。油量確認は定期的にお願いいたします。国産メーカーと比較しても分かり辛いといった点もありますが、油面計の劣化は少なく、慣れると非常に分かりやすく油量が少なかったり、多く補充したりさせることがないため、実は優れている面も多くあります。

【注意】アトラスコプコ社のGA5、GA7クラスの油量の確認は、運転中にオイルの丸窓からオイルが少しでも見れていればOKです。同様に確認し辛いです。

Youtube アトラスコプコ社オイル量の確認方法

アトラスコプコ社オイルはどこで買ったらいいの?

アトラスコプコ社のオイルは、コンプレッサーの購入先へ尋ねられることをお勧めいたします。現在使用中のオイルについて把握されていると思いますし、誤って他銘柄を購入することもありません。
中古でアトラスコプコ社のスクリューコンプレッサーを購入した場合は、現在使用中のオイル銘柄の確認は必須です。他銘柄とオイルを混ぜてしまうと、オイルを固着させ、圧縮機本体を故障させてしまう原因になるからです。
オイルは弊社でも販売していますので、銘柄選びで不明な場合は気兼ねなくお知らせください。

まとめ

アトラスコプコ社の油量確認方法についてご説明してきました。国内のスクリューコンプレッサーメーカーの油面計に慣れている方にとっては分かり辛いといった面もありますが、大切なオイルを多く補充しすぎないといったメリットもあります。気温の高い夏場に油量低下が原因でコンプレッサーが異常停止するといったこともあります。この記事を読まれた方は、この機械に自身のエアーコンプレッサーのオイル量をご確認いただければと思います。また、しばらくオイルを交換していないなぁ。といった方もよかったらこのタイミングでオイル交換をお勧めいたします。
アトラスコプコ社の油量確認方法について知りたい方にとって有益な記事だったら幸いです。

著者:有限会社大西エアーサービス 大西健

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