※2018年1月25日記事を修正しました。

ガス漏れや水漏れと違って、エアー漏れはそのまま放置されているケースをよく見かけます。仕事がひと段落した際や、月末や連休前など工場で働かれている皆様で協力しながら、エアー漏れ箇所の特定や補修をされてみませんか?

エアー漏れを止めると、コンプレッサーの負荷率を下げることにも繋がり、塵も積もれば、電力代を抑えることにもなります。簡単に電力の計算式を書くと、

モーターサイズ(KW) ×運転時間(H) ×電力単価(契約内容で異なる) =KWH¥

コンプレッサーに限らず、機器の電力の大まかな計算方法です。加えるなら、負荷率やモーター効率など細かな算出方法もありますが、単純にエアー漏れを処置する→負荷率が軽減される→電気代が下がる。そのようなイメージです。

家庭の電力代もそうですが、工場の電力の多くもコンプレッサーのモーターが起因しています。家庭の電力状況に例えると分かりやすいと思いますが、電気代の主な比重は、冷蔵庫やエアコンになります。沢山稼働させると電力料金がアップします。それらは、内部にコンプレッサー(モーター)が入っているからです。

工場の漏れ箇所については、一旦製造ラインを止めた上で『シュー』という空気の抜ける音がないのか確認をされると良いでしょう。また、エアーコンプレッサ―の吐出配管から工場ラインのエアー配管を丁寧に診ながら、漏れがないのかを確認されてください。原始的な方法ですが確実な方法です。石鹸水を使った確認方法や圧力ゲージの低下で確認する方法もありますが、先ずは音。次に配管を追いかけて診ることをお勧めします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。コンプレッサーの日常管理は勿論のこと、中古機の紹介、定期的にお得情報などこちらのブログで紹介できればと考えています。

今後とも何卒よろしくお願い致します。

文責:有限会社大西エアーサービス 大西健

大西健

コンプレッサ修理屋/大西エアーサービス

この記事を書いた人

大西エアーサービスのウェブサイト制作・運用担当。2007年よりコンプレッサ修理屋として働いています。以前の職種は洋服のパタンナーアシスタント。世界中の美術館を巡ることが趣味のひとつです。お客様の想いに耳を傾けながら、生産現場が止まらないように、コンプレッサー運用のお手伝いをしています。“迅速”かつ“丁寧”がモットーです。
コンプレッサ修理屋「大西健」の挨拶文はこちら→https://www.onishi-air.jp/office/

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