2021年7月17日更新
エアーコンプレッサーの省エネ診断を行う際に、機器の運転状況と合わせて調査すべき点は、エアーホースやカプラからのエアー漏れです。
水やガスと違って漏れていても有害ではないので、放置されているケースを多々目にします。
エアーホースの材質はゴムですので、鉄やステンレスなど金属の配管と違って、使用状況によっては6年も経過すると紫外線や足で踏んだりし結果脆くなり、ホースからエアー漏れが発生している場合があります。
そのまま放置されても、工場や人体には支障や影響はございませんが、エアー漏れ箇所の補修改善をされることで、塵も積もれば、コンプレッサーの負荷率を軽減させ電力も抑えることに繋がります。
ホースとカプラ継手の接続方法を知っているだけで、空気漏れを修繕する事も出来ると思いましたので、下記の動画にてご紹介いたします。ポイントは、ホースとカプラを接続時に、ホース側を水で湿らすことです。文章だけでは少々解りづらいかも知れません、よかったら動画をご覧ください。
コンプレッサ修理屋のブログでは、お客様でも出来る、始められる。エアーコンプレッサーの保全のことやちょっとした補修のことなど。皆様からのご質問にもお答えしていく予定です。
※技術的なことは、整備中に怪我をされる可能性やトラブルを招く可能性もありますので、教えることは控えています。
親切丁寧を心掛け、お客様の製造エアーラインが止まらないように、“縁の下の力持ち” のような存在になれればと考えています。お役立てできれば幸いです。
文責:有限会社大西エアーサービス 大西健
大西健
この記事を書いた人
大西エアーサービスのウェブサイト制作・運用担当。2007年よりコンプレッサ修理屋として働いています。以前の職種は洋服のパタンナーアシスタント。世界中の美術館を巡ることが趣味のひとつです。お客様の想いに耳を傾けながら、生産現場が止まらないように、コンプレッサー運用のお手伝いをしています。“迅速”かつ“丁寧”がモットーです。
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