2021年7月27日更新

弊社工場にお持込みいただきました、エアーコンプレッサーの修理報告です。メーカーはアネスト岩田製で型式はSP-22Pです。製造後20年以上経過している機械です。

既にメーカーによる部品の供給を停止してから5年以上が経過していますが、今回のケースではモータープーリーの一部に破損が生じていましたので、プーリーを新たに製作し、それに合わせてモーターのオーバーホール作業をいたしました。車輪の固着もありましたので、動作するように補修も行なっています。

こちらの青色コンプレッサーの部品製造は終えていますが、部品の中にはメーカーで在庫として保管されている場合もあります。コンプレッサーは年数が経過していますので、入替えも十分に値すると思いますが、ちょっとした故障(修理金額も安いという意味)の場合は、修理を含めてご検討いただければと思います。

【圧縮機のトラブルで故障している場合は基本的に修理は不可となります。】

基本的というのは、個別に弁の部品など製作することも可能ですが、費用対効果や今後の運用を考えると現実的ではないと判断するからです。

今回のように、年式が経た機械でも順調に動いている要因のひとつは、お客様による日頃のオイル管理やドレン抜きの作業を徹底されているからだと思います。

日頃の業務に追われる中で、コンプレッサ―の管理に手が回らないのは実情だと思いますが、ぜひ、今一度お使いのエアーコンプレッサーのオイル点検などされてみては如何でしょうか?

日頃から機械の管理をされることで、ベアリングなどの異音や機械の異変に敏感になったりするものです。感覚的な話になって申し訳ないですが、生産ラインを停止させない為にも、機器の確認をお願いします。

エアーコンプレッサーの修理やメンテナンスでお困りのことなどご座いましたら、お気軽にご連絡ください。

文責:有限会社大西エアーサービス 大西健

大西健

コンプレッサ修理屋/大西エアーサービス

この記事を書いた人

大西エアーサービスのウェブサイト制作・運用担当。2007年よりコンプレッサ修理屋として働いています。以前の職種は洋服のパタンナーアシスタント。世界中の美術館を巡ることが趣味のひとつです。お客様の想いに耳を傾けながら、生産現場が止まらないように、コンプレッサー運用のお手伝いをしています。“迅速”かつ“丁寧”がモットーです。
コンプレッサ修理屋「大西健」の挨拶文はこちら→https://www.onishi-air.jp/office/

Profile Picture

コンプレッサーの修理・相談窓口


TEL 092-410-4622

受付時間/平日 AM8:30~PM17:00
     土曜 AM8:30~PM15:00


FAX 092-410-4623

メールでお問合せ

(日曜・祝祭日は休業) 深夜・早朝の場合は、メール又はFAXをください。

Follow me!